冬はぎっくり腰が一年で最も増える季節と言われています。 その理由は、寒さによる筋肉の緊張と、年末年始の環境変化が重なるためです。 例えば、大掃除で重い物を持ち上げたり、普段しない姿勢で作業をしたり、雪かきで急激に腰に負担がかかることが多くあります。 特に冬は運動量が減り、筋力低下も加速しやすいため、腰回りのサポート力が弱くなるのも理由のひとつです。 気温が低いと筋肉や靭帯が固まりやすく、その状態で急な動きをすると「グキッ」と痛みが走り、身動きが取れなくなるケースが多いのです。 接骨院では、急性期は炎症を抑えるために無理に揉まず、適切な処置で自然治癒をサポートします。 痛みが落ち着いてから、再発を防ぐためのストレッチや体の使い方を変えていく必要があります。 予防には、腰を冷やさないことが何より大切。 カイロを腰に貼ったり腹巻きを使ったりするだけでも大きな効果があります。 また、軽いストレッチや体幹を使った簡単なトレーニングを続けることで、急な動きにも対応できる身体づくりができます。 腰に違和感がある段階で接骨院に相談するのも、ぎっくり腰を未然に防ぐポイントです。 冬は腰への負担を意識し、こまめな柔軟と身体を冷やさない対策が重要です。


