こんにちは! 桜のつぼみも膨らみ、ようやく春らしい陽気になってきましたね。 暖かくなると心も体も軽やかになりますが、実はこの時期、当院で最も多くなるご相談が……ズバリ「ぎっくり腰」です。 「何も重いものを持っていないのに、くしゃみをしただけで腰が…」 「朝起きて顔を洗おうとしたら、そのまま動けなくなった」 そんな悲鳴のようなお電話をいただくのが、この3月・4月の特徴。 今回は、なぜ春にぎっくり腰が多発するのか、その意外な理由と予防策についてお話しします。 1. 犯人は「寒暖差」と「自律神経」 春は「三寒四温」と言われるように、1日の中での気温差が激しい季節です。 この急激な変化に体がついていこうとすると、自律神経がフル回転で働き、私たちが思っている以上に体はエネルギーを消耗しています。 自律神経が乱れると、筋肉をコントロールする神経もうまく働かず、無意識のうちに筋肉がガチガチに緊張してしまうのです。 その「硬くなった筋肉」に不意の動作が加わることで、ギクッといってしまうわけですね。 2. 新生活の「見えないストレス」 春は卒業や入学、異動、引っ越しなど、環境がガラリと変わる時期。 新しい環境での緊張やストレスは、筋肉のこわばりに直結します。 また、引っ越しの荷造りや大掃除など、普段やらない動きを繰り返すことも、腰への大きな負担(疲労の蓄積)となります。 3. 冬の間の「蓄積ダメージ」 冬の間、寒さで運動不足になり、筋肉が衰えたり硬くなったりしていませんか? 「暖かくなったから」と急に庭仕事を始めたり、運動を再開したりするのは要注意。 準備運動が不十分なまま動いてしまうと、眠っていた筋肉が驚いて悲鳴を上げてしまいます。 ぎっくり腰を防ぐ「春の3箇条」 もし「最近、腰が重だるいな」と感じたら、それは体が発しているイエローカードです。 【温めることを忘れない】 日中が暖かくても、朝晩の冷え込みには要注意。腹巻きやカイロを活用して、腰回りを冷やさないようにしましょう。 【水分をしっかり摂る】 筋肉の柔軟性を保つには水分が不可欠です。春は意外と乾燥しています。こまめな水分補給を心がけましょう。 【動作は「ゆっくり」を意識】 「物を拾う」「椅子から立ち上がる」「靴下を履く」といった日常の何気ない動作こそ、ゆっくり丁寧に行うだけで予防効果があります。 もし、「あ、危ないかも…」と感じたら、無理をせず早めにメンテナンスにいらしてくださいね。 ガチガチに固まった腰の緊張をほぐして、軽やかな体で春を楽しみましょう!


