こんにちは! ポカポカ陽気が心地よい季節になりましたが、朝起きた瞬間に「イタタッ!」と首が回らなくなった経験はありませんか? 実は、春は1年の中でも「寝違え」での来院が非常に多い時期なんです。 「ただ変な寝方をしただけかな?」と思われがちですが、実は春特有の環境が、あなたの首を狙っています。 今回は、なぜ春に寝違えが増えるのか、その意外な理由と予防のコツをお届けします。 1. 「春の冷え込み」が首を固める 日中は汗ばむほどの陽気でも、夜から明け方にかけてグッと気温が下がりますよね。 この「寒暖差」が厄介者。寝ている間に無意識に体が丸まり、肩や首に力が入ってしまいます。 冷えによって血流が悪くなった筋肉は、まるでお餅が冷えて固まったような状態。その状態で朝、急に頭を動かそうとすると、筋肉がピキッといってしまうのです。 2. 「環境の変化」による睡眠の質の低下 春は進学、就職、異動など、生活環境がガラリと変わる季節です。 新しい環境での緊張や不安は、脳を「戦闘モード(交感神経優位)」にし、眠りを浅くさせます。 熟睡できないと寝返りの回数が減り、長時間同じ姿勢で首に負担がかかり続けることに。これが、朝起きた時の「首が動かない!」を引き起こす大きな原因になります。 3. 「自律神経の乱れ」が筋肉を過敏にする 春は自律神経が乱れやすく、筋肉の緊張をコントロールしづらくなります。 普段なら何ともないような、枕の高さの微妙なズレや、少し不自然な姿勢で寝ただけでも、過剰に筋肉が反応して炎症を起こしやすくなっているのです。 もし「寝違え」てしまったら……やってはいけない3つのこと 痛いからといって、ついやってしまいがちな行動。実は逆効果になることが多いので注意してください! ✕ 無理に首を回す・ストレッチする 炎症が起きているところに無理な刺激を与えると、悪化して治りが遅くなります。 ✕ グイグイ強く揉む 患部を強くマッサージすると、炎症が広がって激痛に変わることがあります。 ✕ 長時間の入浴や深酒 血行を良くしすぎると炎症が強まり、痛みが引かなくなる場合があります。 寝違えを未然に防ぐ「春の快眠習慣」 【首元を冷やさない】 寝る時はタオルを首に巻くなど、明け方の冷えから首を守りましょう。 【寝る前のリラックスタイム】 ぬるめのお湯に浸かり、スマホを置いて副交感神経を優位に。筋肉を緩めてから眠りにつきましょう。 「たかが寝違え」と我慢して放置すると、肩こりや頭痛、ひどい時には腕のしびれにつながることもあります。 もし首に違和感が出たら、無理をせずプロのケアを受けに来てくださいね。 スッキリ軽い首元で、春の景色を存分に楽しみましょう!


