桜が咲き、新しい生活に胸を躍らせる4月。 しかし、その一方で「なんだか頭が重い」「こめかみがズキズキする」といった頭痛に悩まされる人が急増する季節でもあります。 せっかくの新生活を台無しにしないために、なぜ4月に頭痛が起きやすいのか、そしてどう向き合えば良いのかを知っておきましょう。 4月の頭痛を引き起こす「3つの引き金」 この時期の頭痛には、春特有の環境が大きく関わっています。 1. 激しい気圧の変化(気象病) 春は低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わります。 気圧が急激に下がると、人間の体は内側から膨張しようとし、脳の血管が拡張して周りの神経を圧迫します。 これが「片頭痛」のようなズキズキとした痛みの一因です。 2. 「緊張」による血行不良 新入社員や異動、クラス替えなど、4月は「初めまして」の連続です。 無意識に肩に力が入り、姿勢が硬くなっていませんか? 筋肉が緊張して血流が悪くなると、後頭部を締め付けられるような「緊張型頭痛」を引き起こします。 3. 自律神経のパニック 寒暖差に対応しようと自律神経がフル回転することで、痛みに対して敏感になることがあります。 普段なら気にならない程度のストレスや光・音の変化が、強い頭痛のトリガーになってしまうのです。 「冷やす」べき?「温める」べき? 頭痛の種類によって、対処法が真逆になるため注意が必要です。 ズキズキと脈打つ痛み(片頭痛タイプ) 血管が広がっている状態なので、「冷やす」のが正解。 保冷剤などをタオルで巻き、こめかみや首の付け根を冷やして安静にしましょう。 コーヒーなどのカフェインを適量摂るのも、血管を収縮させる効果があります。 重苦しく締め付けられる痛み(緊張型タイプ) 血行が悪くなっている状態なので、「温める」のが正解。 蒸しタオルで首や肩を温めたり、ゆっくり入浴したりして血流を促しましょう。 軽いストレッチも効果的です。 4月の頭痛を防ぐ「ゆるめ習慣」 痛くなってから薬に頼るだけでなく、日頃から「頭痛を招かない環境」を作ることが大切です。 「耳たぶマッサージ」で血流改善 耳の周りには自律神経を整えるツボが集中しています。 耳たぶを持って上下左右に引っ張ったり、ぐるぐると回したりするだけで、頭周りの血流が良くなり、気圧の変化による不調を和らげてくれます。 デジタルデトックスの時間を 新しい環境でスマホを見る時間が増えていませんか? ブルーライトや眼精疲労は頭痛の天敵です。 寝る前の1時間はスマホを置き、脳をリラックスさせましょう。 「深呼吸」を意識する 緊張している時は呼吸が浅くなりがちです。 1日に数回、鼻から吸って口から細く長く吐き出す深呼吸を行い、脳に十分な酸素を送り届けてあげましょう。 まとめ 4月の頭痛は、心と体が「新しい環境に一生懸命適応しようとしているサイン」でもあります。 痛みを我慢して頑張り続けるのではなく、まずは一息ついて、自分を労わる時間を作ってみてください。 あまりに痛みが強い、または長引く場合は、無理をせず専門の医療機関に相談することも検討しましょう。


