「海や川で遊んでいたら、足首をグキッと捻ってしまった」
「久しぶりのスポーツや部活動の合宿で、太ももがピキッと肉離れに…」
「久しぶりのスポーツや部活動の合宿で、太ももがピキッと肉離れに…」
夏は開放的な気分になり、旅行やキャンプ、海水浴、野外フェスなど、屋外でのアクティビティが一気に増える季節です。また、学生にとっては部活動の強化合宿や夏の大会が重なる時期でもあります。
それに伴い、接骨院や整骨院の窓口には「足首の捻挫(ねんざ)」や「太もも・ふくらはぎの肉離れ(にくばなれ)」といった、急性のケガ(外傷)で来院される患者様が急増します。今回は、夏にこれらのケガが増える意外な背景と、万が一のときの応急処置、接骨院での専門治療について詳しく解説します。
なぜ暑い夏に「捻挫や肉離れ」が起きやすいのか?
「冬のほうが体が硬くてケガをしそう」と思われがちですが、夏の環境には筋肉や関節の耐久力を著しく低下させる要因が揃っています。
1. 「脱水」による筋肉の柔軟性低下
夏場は大量の汗をかくため、体内の水分や電解質(ナトリウム、カリウム、マグネシウムなど)が急速に失われます。筋肉は水分が不足すると、しなやかさを失って乾いたゴムのような状態になり、急なダッシュや切り返しの動きに耐えきれず、ブチッと肉離れを起こしやすくなります。
2. 不安定な足場でのレジャー
海辺の砂浜、川底のゴツゴツした岩場、整備されていない山道など、夏のレジャー地は足場が悪い場所ばかりです。普段歩き慣れていない不安定な地面で、かかとのないサンダルやビーチサンダルを履いて動くことで、足首を外側や内側に激しく捻り、靭帯を痛める「捻挫」が多発します。
3. 「冷房の冷え」による不意の硬直
移動中の車内や滞在先のホテルなど、冷房がガンガンに効いた部屋で長時間過ごした直後に、ストレッチもせずいきなり動き出していませんか?
冷気で血流が悪くなり、冷え固まった状態の筋肉に急な負荷がかかることで、関節や筋肉が対応できずにケガへと繋がります。
冷気で血流が悪くなり、冷え固まった状態の筋肉に急な負荷がかかることで、関節や筋肉が対応できずにケガへと繋がります。
ケガをしてしまったら!すぐに実践すべき応急処置「RICE処置」
捻挫や肉離れを起こした直後は、その後の回復スピードを左右する初期対応が肝心です。接骨院に来る前に、まずは以下のRICE(ライス)処置を行ってください。
- R(Rest:安静):無理に動かさず、患部を固定して休ませます。
- I(Ice:冷却):氷水などをビニール袋に入れ、タオル越しに患部を15〜20分ほど冷やして炎症と腫れを抑えます。
- C(Compression:圧迫):弾性包帯やテーピングで適度に圧迫し、内出血や腫れが広がるのを防ぎます。
- E(Elevation:挙上):患部をクッションなどの上に乗せ、心臓より高い位置に保つことで腫れを軽減します。
早期復帰と後遺症を防ぐ!接骨院での専門アプローチ
「たかが捻挫、ただの筋肉痛」と自己判断で放置すると、靭帯が伸びたまま硬くなり「捻挫が癖になる足首」になってしまったり、肉離れの部位がしこり(瘢痕組織)になって再発を繰り返したりします。接骨院では以下の専門治療で早期回復をサポートします。
- 組織の修復を早める「特殊物理療法」
腫れや内出血がひどい急性期には、痛みを遮断し細胞の修復を促進する「ハイボルテージ(高電圧電気療法)」や「マイクロカレント(微弱電流)」、「超音波治療器」などを用います。 - 関節をしっかり守る「専門的なテーピング・ギプス固定」
ケガの度合い(軽度〜重度)に合わせ、キネシオロジーテープやホワイトテープ、包帯、キャスト材などを用いて最適な固定を行います。日常生活やスポーツへの早期復帰を支えます。 - 再発を防ぐ「リハビリ・骨格バランス調整」
痛みが引いた後は、硬くなった関節の可動域を戻す手技療法(マッサージ・ストレッチ)や、ケガで崩れた重心を整えるための骨盤・アライメント(骨格の並び)調整を行い、根本から再発しない体を作ります。
まとめ:夏の思い出を台無しにしないために
急なケガは、その後の予定や日常生活に大きな支障をきたします。「歩けるから大丈夫」「少し休めば痛みが引いたから」と放置せず、ひねった、痛めたと感じたらすぐに当院へご相談ください。
骨と筋肉のスペシャリストである柔道整復師が、あなたの状態に合わせた的確な処置を行い、一日も早い回復に伴走いたします。


