「テスト前になると決まって頭が重くなる」 「画面を見ていると、こめかみがズキズキ痛む」 「放課後になると、頭が締め付けられるような気がする」 学生生活の中で、多くの人が経験する「頭痛」。 でも、「たかが頭痛くらいで休めない」「いつものことだから」と、市販の鎮痛剤を飲んで無理をしてしまっていませんか? 実は、学生の頭痛には大きく分けて2つのタイプがあります。自分のタイプを知ることで、ぐっと付き合いやすくなりますよ。 1. 「ズキズキ」?それとも「ギューッ」?頭痛の2大タイプ 学生に最も多いのが、次の2つの頭痛です。 緊張型頭痛(頭を締め付けられるような痛み) 長時間の勉強やスマホ、タブレットの使用で姿勢が悪くなり、首や肩の筋肉がガチガチに固まることで起こります。 「頭にハチマキをきつく巻かれたような重苦しさ」が特徴です。 片頭痛(ズキズキと波打つような痛み) 脳の血管が急激に広がることで起こります。 光や音に敏感になったり、ひどいと吐き気を伴うことも。 テストが終わってホッとした時など、緊張から解放された瞬間に起こりやすいのも特徴です。 2. 学校生活に潜む「頭痛スイッチ」 なぜ、学生は頭痛になりやすいのでしょうか?そこには学生特有の理由があります。 デジタルデバイスの長時間利用: オンライン授業やSNS。ブルーライトと不自然な姿勢は、目と首に大きな負担をかけます。 寝不足と不規則な食事: 塾や部活で帰りが遅くなり、生活リズムが乱れると、自律神経が不安定になり頭痛を引き起こします。 心のストレス: 「テストの点数」「友達との関係」「進路の不安」。これら心のプレッシャーが、無意識に体に力みを入れさせ、頭痛に繋がります。 3. 頭痛と上手に向き合うための3つのヒント 痛みがひどくなる前に、自分でできる工夫を取り入れてみましょう。 「1時間おきに空を見る」: 勉強中、1時間に一度はスマホを置き、遠くを眺めて首をゆっくり回しましょう。これだけで筋肉の緊張がリセットされます。 温めるか、冷やすか: 緊張型(重苦しい時)は、お風呂に浸かったり蒸しタオルで首元を温めるのが正解。 片頭痛(ズキズキする時)は、痛む場所を冷やして静かな暗い場所で休みましょう。 「頭痛ダイアリー」をつけてみる: いつ、どんな時に痛くなったかメモしておくと、自分の「痛みパターン」が見えてきます。お医者さんに相談する時も、これがあるとスムーズです。 おわりに 頭痛は、あなたの体が「少し休みなよ」と教えてくれているサインです。 勉強を頑張るのも大事ですが、痛みを我慢し続けると集中力も効率も落ちてしまいます。 あまりに頻繁に起こる場合や、痛みがどんどん強くなる場合は、無理せず内科や小児科、脳神経外科などの専門医を受診してくださいね。 まずは今日、少しだけ早めにスマホを置いて、ゆっくり目を休める時間を作ってみませんか?


